阪急神戸線混雑調査
各駅別データ編


駅ごとに電車の合計又は平均ポイントを棒グラフで示したものと
種別ごとの乗車率を円グラフで示したもの。


三宮駅(出発)混雑状況
 三宮出発時点では特急系統の混雑が目立つものの立ち客は少ない。
同じ各駅に止まる通勤急行と普通の混雑差がある理由は不明。
ラッシュ前後以外は特急系統が神戸高速線と直通するため三宮で
2連を増結するが梅田方に連結するので非常にまどろっこしい。
 利用割合は梅田までに普通系統を3回抜くことを考えれば当然の
数値で始発ということもあって普通も通勤急行も余裕で着席できる。



夙川駅混雑状況
 夙川到着時点では特急系統の混雑が目立つが各停系統も
そこそこ乗っている。利用割合も特急系が多いが各停系統も
稼いでおり西宮北口ほど混雑差は目立たない。
夙川で各停系統から特急系統へ流れているものと思われる。
理由は不明だが通勤特急よりも特急、通勤急行より普通が
混んでいるのは三宮などと同様。
 通勤急行が梅田先着なら西宮北口以西の利用も便利になるが
通勤特急の直前を走るためなかなかむつかしいと思われる。



西宮北口駅混雑状況
 西宮北口到着時点では特急系統の混雑が目立つがダイヤ構成上
仕方のないことでポイントもそう大きくはない。
各駅停車系統は西宮北口で特急系統に抜かれることから夙川で
特急系統への乗換えが多く、数値も低いと考えられる。
利用率も特急系統が半数以上を占めているのも納得できる。
 西宮北口は乗降とも多く入れ替わりが激しいが通勤特急と始発の
普通以外は両側に降りられる4号線発着のため混乱はないようだ。


武庫之荘駅混雑状況
 そもそもこの駅で調査をする気はなかったのだが
あまりに通勤急行の増加率が高く気になって調査をした。
特急、通勤特急、準急は高速で通過するので値をとることができず。
到着時点では通勤急行が多く西宮北口発区間普通は少ない。
これは通勤急行の続行運転のためで全員が着席する程度の混雑。
通勤急行は武庫之荘から大きく数字を伸ばす。
ピークは7:58の通勤急行となっている。


塚口駅混雑状況
 塚口到着時点では通過する特急が一番混んでいる(調査誤差?)。
合計ポイントでは通勤特急、通勤急行の混雑が目立つが10連のため
1両当たりに直すと準急とほぼ同数になる。各種別で占める割合も
特急系統、準急・通勤急行系、普通系統と3段階に差があり
西宮北口発普通は空いている。準急は全車両満遍なく混んでいる。
全線普通から通勤特急へ乗り換える流れが目立つ。
 ホーム上で見る限りのピークは7:58到着(十三8:05着)の
通勤特急だがポイントはあまり高くないようである。


十三駅混雑状況
 合計ポイントで特急系統の混雑が目立つが1両あたりの平均値に
すると通勤特急が若干混んでいるものの大差はなくバランスもいい。
種別ごとの利用率も合計ポイントで14〜20%と開きがあるものの
1両あたりにすると15〜17%と理想的な割合を示している。
各種別とも十三降車が多いのに対し降車が少ないのが特筆。


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